satomi111のブログ

私の体験で誰かの支えになれたらいいな

彼氏 【摂食障害④】

前回の続きになります。

 

そしてなんとなく

40キロ台になりたいなーと

思い始めた。

でもダイエットなどしたことがない私は

やり方がわからず

とりあえず少しだけ食べる量を減らした。

52キロだった体重は

高校2年生になる頃には

50.5キロになっていた。

 

そして彼氏ができた。

彼は別の高校の同じ歳で

170センチ52キロで痩せていた。

風邪をひいたりすると48キロまで

落ちてしまうこともあった。

 

身長が全然違うのに

彼と体重がほぼ変わらないことに

私は悲しくなった。

 

彼より痩せたい...

 

そう思った私は

過酷なダイエットを始めることにした。

 

みんなの体重 【摂食障害③】

前回の続きになります。

 

それに気づいたクラスの女子が

 

ちょっと!!みんなの体重書いてあるんだけどー!!!

 

と大声を出しました。

クラスの女子はみんなそこに集まり

キャーキャー言っています。

もちろん私も。

 

必死に自分の所を隠す子や

人の体重を探す子

 

私も気になる女子の体重はしっかり見た。

1番仲良しの友達ハルは

163センチ58キロだった。

案外体重あるな~と思った。

クラスで1番可愛い子は

166センチ50キロだった。

私より身体が高いのに体重は軽い...

足の細さが私の方が細いから

てっきり私より重いと思っていた。

 

他の子の体重もチラッと見えたけど

ぽちゃっと見える子でも48キロの子とかいて

びっくりした。

その子は身長が低いんだけど

40キロ台だから細い

と私は思い込んだ。

 

高校入学 【摂食障害②】

前回の続きになります。

 

中学3年生になる頃には

みなみはいつも寒そうにしており

明らかにガリガリだった。

一緒に遊びに行った時に

履いていたジーンズがブカブカ

心配になった。

でもその頃の私は拒食症を知らなかったので

みなみはダイエットを頑張ったから

痩せれたんだな、としか思わなかった。

みなみとは高校が別々になってしまったので

その後どうなったのかはわからない。

元気にしてるといいな...。

 

そして私は高校生になった。

入学した頃は162センチ52キロだった。

自分が痩せているとも太っているとも

思っていなかったけど

思春期の女子だから体重を誰かに教えるのは

恥ずかしかった。

それなのにある日

クラス全員の身体測定の結果が

先生の机の上に置いてある時があったのです。

 

友達 【摂食障害1】

私は小学生の頃までは

食にあまり興味がなく

少食な方だったと思う。

ガリガリだった。

 

中学に入り、部活後にコンビニへ行って

友達と買い食いするようになると

少しずつ女性らしい体になった。

それでも太ってはいなかった。

中学3年の時で162センチ50キロほどだったかな。

 

ある日、友達の鈴木みなみが

泣きそうな顔で話してきた。

 

放課後、クラスの男子が教室に残っていて

 

鈴木って顔でかいよな!笑笑笑

 

と話していたそうだ。

みなみはたまたま廊下にいて

その会話が聞こえてしまい

自分は太っているんだと思ったそう。

 

私から見てみなみは全然太ってなくて

健康体という感じだった。

多分160センチ54キロくらいだったんじゃないかな?

 

その日からダイエットを決意したらしく

みなみは変わってしまった。

給食はほとんど残すし

野菜のおかずもタレやドレッシングは

ティッシュで吸い取ってよく噛んで

ゆっくり食べていた。

みんなの10分の1くらいの量を

クラスの誰よりもゆっくりと食べていた。

そしてみるみる痩せていった。

明るかったみなみから

笑顔が消えていった。

 

【近親相姦最終回】

前回の続きになります。

 

そんな毎日を過ごして

就活が始まった。

私は家を出たい気持ちが強かったので

家から遠い就職先を探した。

 

そして家から車で1時間ほどの場所で

無事就職が決まった。

そしてバイトで貯金が100万近くあったので

自分のお金でアパートの初期費用も払って

1人暮らしをはじめた。

 

家を出てから今まで

兄から手を出されることはありません。

会えば何もなかったかのように

普通に会話しています。

あの時、母は兄に何か言ったのかは

今でもわかりません。

父はこのことを知っているのかもわかりません。

母とはその話をしませんから。

 

体を触られたり

舐められたり

写真や動画を撮られたりはしたけど

結局最後まではしていません。

 

それは近親相姦じゃない

 

と言われればそうかもしれません。

でも私にとっては毎日恐怖だった。

誰にも言えない悩みをずっと抱えたまま

過ごしていました。

 

多分、兄は私に恋愛感情があったわけではなく

単純に女の体に

そういう行為に興味があっただけ

なんだと思います。

だから

好き、と言われたことはありません。

 

こうしてブログで改めて書いてみると

あの頃の気持ちが蘇ってきて

胸がキューっとなったり

気分が悪くなったりしました。

 

あまりいないと思いますが

もし同じようなことで悩んでる方がいれば

勇気を出して親に話してみたらいいと思います。

 

 

【近親相姦編】読んでいただき

ありがとうございました。

 

 

卒業 【近親相姦14】

前回の続きになります。

 

兄は実家に戻ってきても

夜来ることはなくなった。

 

そうして私は高校を卒業し

大学へ通い始めた。

大学へも自宅から通っていたけれど

自動車免許をとって自分の車を買ってからは

友達の家や彼氏の家に

よく泊まるようになった。

本当は一人暮らしをしたかったけど

親が許してくれなかった。

毎朝早くに起き学校へ通い

終わるとほぼ毎日バイトへ行き

夜遅くに帰る生活。

週の半分くらいは彼の家などに泊まって

兄から近親相姦を受けていたことも

忘れかけていた。

 

兄の一人暮らし 【近親相姦13】

前回の続きになります。

 

一人暮らしをするようになった兄の部屋へ

母はたまに顔を出していた。

兄は実家にいる時は

家事を全くしなかったので

部屋はゴミだらけ

トイレや風呂も水垢やカビがひどく

母はまいっていた。

そして一人暮らしになって

友達を毎日のように呼んでいたのか

給料も毎月全部使い込んでいたようだ。

元々高卒で就職した会社で

給料も高くなく、実家にいる時も

毎月入れるお金が今月は無理

ということもあったようだ。

それなのに一人暮らしで

さらに家賃、光熱費などかかるなんて

やっていけるわけがない。

 

兄はたった3ヶ月で一人暮らしをやめて

実家に戻ってきてしまった。